メニュー

足関節ねんざ(捻挫)

症状

主に足首(足関節)を内側にひねって生じることが多く、症状は足首の外くるぶし(外果)の周りに痛み、腫れ(腫脹)、あざ(皮下出血)がみられ、症状が強いと歩行困難となります。

原因

スポーツを行っている最中や歩行中、階段での転倒などでよく生じます。ねんざ(捻挫)は不自然な形で関節をひねってしまうことによって、関節の周りのじん帯、腱や軟骨を痛めてしまい起こります。ねんざの中で特に多くみられるのが足首の外側(前距腓じん帯)を痛めてしまう足関節ねんざです。

治療

まず応急処置を行います。痛めてしまった部位を安静(Rest)にし、氷(Icing)で冷やします。次に包帯、テーピング等で圧迫(Compression)し、足(下肢)をきょ上(挙上:Elevation)します。これがスポーツや外傷での緊急処置の基本で頭文字をとってRICEと呼ばれています。さらに症状の状況で固定を追加します。ごく稀ですが強い不安定性があるものは手術をすることもあります。

ここでRICEの目的などについてお話しします。安静(Rest)をたもつことで痛めた部位の腫れや血管、神経の損傷を防ぐため行います(そえ木やテーピングなど使用)。冷す(Icing)ことは主に腫脹をおさえるために行います。20分前後冷やした後、また痛みがでてきたら再度行います。これを2-3日は続けて行います。圧迫(Compression)することは腫脹や皮下出血を防ぐために行います(テーピングや包帯で軽く圧迫固定します)。きょ上(挙上:Elevation))することは腫脹をおさえるために行います。寝るときは痛めた部位を心臓よりなるべく高くあげるようにします。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME