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頚椎症性神経根症

症状

はじめに首の痛みがでて、少し遅れてから片側(右か左のどちらかに)の上肢(肩から手指)に痛みやしびれが認めることが多いです。この痛みやしびれは、とても軽いものからとても重度のものまでさまざまです。日常生活の中ではうがいをする時、車運転中後ろにふりむいた際に症状をとても強く感じます。

原因

年齢的変化によって、首の背骨に新しい骨の形成(骨にとげの形成:骨棘)や背骨と背骨の間にあるクッションの役目をしている椎間板のもりあがり(膨隆)によって、背骨や椎間板の後ろに位置する細い神経(神経根)が圧迫されたり刺激を受けることによって起こります。
この細い神経(神経根)は、首から上肢につながっています。年齢的には中年から高齢者で生じます。

治療

首の安静のために首の装具を使用したり、炎症をおさえる痛み止めの内服、注射による神経ブロック、症状の状況によってリハビリテーションを行います。ほとんどの患者さんは通常、徐々に軽快し改善していきますが、痛みがとても強く日常生活(ADL)に問題がある場合、手術を考えることもあります。

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